金融・経済関連
金融・経済分野の翻訳は、主に報告書・レポート関連と法務関連とに分かれます。
報告書・レポート関連は、年次報告書、財務諸表、企業の投資家向けのドキュメント、銀行の融資先企業に関する調査資料、金融商品についての説明、顧客動向レポート、取締役会の議事録などがあります。経済関連のニュース記事(雑誌、新聞)もあります。
法務関連ですと、銀行法、金融関連法令、ディスクロージャー関連があります。
日本の法律だけでなく、アメリカや各国の法律知識も求められます。
金融・経済にはどんな翻訳が求められるでしょうか?
専門用語を的確に理解した上で、原文に忠実な、ビジネス的に説得力を与える翻訳です。柔らかすぎたりくだけた文章は好まれません。漢字や数字も間違いなく、正確なものであるべきです。
一言で言うと文体としては「日本経済新聞」「日経金融新聞」の記事を参考にできるかと思います。
金融・経済分野に関しては、IT のように翻訳者、翻訳会社が多くはありません。専門性が高く、誤訳が多大な損失を招く場合もあります。
CPA、FP、証券外務員、証券アナリストなど金融関連の資格を持つ人達はその資格を使って仕事をしますので、金融の専門知識を持ちつつも、「翻訳」をメインにしている人たちは少ないのが現状です。
このため金融・経済に特化した信頼出来る翻訳者、翻訳会社を確保するのはより難しいと言えます。
債券、株、金利、マクロなどそれぞれに得意分野が異なることもありますので得意分野を確認することは大切です。
レポート書類は「定期性」をともないますので信頼出来る翻訳リソースに翻訳を委ねたいところです。
金融・経済に特化した翻訳リソースは少ないとはいえ、金融関連の豊富な実務経験を持ち、現在は翻訳会社を立ち上げている人たちもいます。
弊社はそのような金融・経済の翻訳を専門とし得意とする翻訳会社とも提携しておりますので、安心して見積のご相談をいただければ幸いです。
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